ちょっと走りすぎてた

ごめんね、私あなたの気持ちを知らないで
少しはしゃぎすぎてたよ。
嬉しかったんだよ。本当に。
ただそれだけなのに苦しめた。
話さなくてもいいことも話していた。
私は本当は何を求めていたんだろう。
あなたに何を求めていたんだろう。
確かに二股はよろしくない。
私もそれは望まないはずなんだ。
それなのにその言葉をあなたの口から
聞いた途端に悲しくて言葉が出なくなった。
悲しくて、ただ悲しくて。
何を求めていたんだろう。


"本当は何かしてほしいのに"

私はあなたの彼女ではない。
それなのにただ気持ちが
同じだったってだけで
こんなにも、あなたの生活に
介入してしまっている。
申し訳ないという気持ちと
情けない気持ちと
入り混じって頭が痛くなった。
薬なんかじゃ治せないとわかっているけど
気を紛らわすにはそれしかなかったからさ。
あなたとメールで会話する私は
恋人気取りもさながらであったんだ。
今思えば、わたしはあなたの何者でもないんだね。
もう少しあなたへの接し方を
私は考え直してみます。
一人で加速するほど悲しいことなんてないよね。
どうせ加速するなら同じ速度がいい。
ごめんね、一人で喜んでた。